ラケットで身体の動きが変わる その２
テニスコートのサイズは世界共通、テニスプレーヤーにとっては当然の事だ。
テニスコートという規制された範囲で、ボールをコートに収めストロークでラリーをする為には、ある程度狙うエリアは決まる。
膨大な数の試打をしているとパワーのあるラケット、パワーが抑えめのラケットなどなど
多岐にわたる性質のラケットに出会う。
パワーのあるラケット、パワーの抑えめのラケットであっても狙うエリアは変わらない。
同じエリアを狙うにもかかわらず、パワーに違いがあるため私の身体は動きを変化させコートにボールを収めている。しかも、無意識のうちに。
ボールの飛びや打球感、打球音を脳が無意識に認識してフィードバックをしている。
そのフィードバックより運動の制御が行われているからだ。
この気づきを元に他のプレーヤーの観察が始まるのである。
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